節税には3つ種類があることを知っていますか?【Vol.3】
2019/08/02
節税で失敗しないためにも!
徳元です。
節税には3つの種類があるということを、
シリーズでお届けしております。
今日がシリーズ最後です。
3つ目の節税は「お金を使わない節税」です。
これだけ聞くとすごく良さそうな節税ですが、
もっと詳しく言いますね。
本来は資産となるべき使ったお金を、
一気に経費にすることで税金を安くする手法。
これが「お金を使わない節税」です。
節税に優劣を付けるとすると、2番目の効果があります。
1番良いのは税額控除
1番悪いのは課税の繰り延べ(税金支払いの先延ばし)
今回は真ん中です。
では、この節税にはどんな手法があるでしょうか。
例えば大きな金額の投資を一気に経費にするという手法です。
通常であれば、ものにより7年とかで経費にするのですが、
ある制度を使うと1年で経費にすることができ、
その年には大きな節税効果が期待できます。
他にも、家賃や地代を年払いしている場合に、
来年分は本来先払い分として会社の資産となるのですが、
これも1年ですべて経費にすることが可能です。
ただ、どれも翌年以降の経費は少なくなるので、
税金支払いの先延ばしに似ています。
明確な違いは
今回の節税は通常の取引でテクニックを使って
本来資産のものを経費にしてしまう手法です。
税金支払いの先延ばしは、明確に節税するという意思で
支払う必要のない生命保険に加入してしまう手法です。
なんとなく違いを分かっていただけますか?(^^)
最後に、今回の節税には大きな注意点があります。
確かに瞬間的な税金は安くすることができるので、
資金繰りを考えると検討しても良い手法です。
しかし・・・
お気付きでしょうか?
通常資産となるものを一気に経費にするので、
会社の利益が圧迫されます。
つまり、金融機関と取引がある場合は、
これから新たに融資を考えている企業は
要注意です。
利益が圧迫されることで、評価のランクが落ちてしまえば、
せっかく資金繰りのために節税したと思いきや、
新規融資が受けられないという本末転倒なことになります。
今日ご紹介した節税については、経理や税理士の先生が
経費にした方が得だろうと思って
勝手に処理されていまっているケースが多いです。
目の前の税金だけでなく、全体を俯瞰して
一つ一つ慎重な経営判断をしないと、怖いですよね(^^;
これを読んでいるあなたは、
経営判断する際は何を基準にされていますか?
是非、税金などだけでなく、全体を俯瞰して
考えてみてはいかがでしょうか?(^^)
今日の情報があなたの会社の成長・発展、資金繰り改善に
少しでも繋がればうれしいです(^^)
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